【農業日記】秋ジャガ収穫


ジャガイモは、スーパーには年中置いてあります。
でもそれは、夏が涼しい北海道とその他の温かい地域では収穫時期が異なることを生かした産地リレー、および冷蔵保存技術によるものです。

広島では6月下旬と11月中下旬が収穫期で、それから約2ヶ月間が出荷時期になります(冷蔵庫に保存すると多少調整可能ですが、そのうち芽が出てきます)。

野菜セットには、人気野菜のジャガイモ、タマネギ、ニンジン(カレートリオですね)がいつでも入れられたらいいのですが、地域ごとの収穫時期が旬なので、季節ごとの野菜の美味しさを味わっていただければと思います。

ここ2作、表面がきれいなデジマができていますが、土壌細菌を上手に活かす方法を知って試したところ、よい結果が出ているようです。

このようにジャガイモの植え付け直前に米ぬかを撒き、それを土に混ぜてから種芋を植え付けます。
米ぬかはジャガイモの肌を荒らす「そうか病菌」を抑制する細菌を増やすのだそうです。
いつも国には文句ばかり言っている私ですが、国の研究者の方々へは感謝です。

出典)農研機構「米ぬか施用によるジャガイモそうか病の抑制機構の微生物学的解明