【農業日記】今年の米作りスタート ~令和5年度~


いよいよ今年の米作りスタートです。
去年の広島は4,5月の渇水で大変でしたが、今年はどうなることでしょう。
やるべきことをやり、不測の事態にはその都度対応。 けっして諦めず、しかし諦めが肝心なのが農業です。

4月6日、去年採った種モミを塩水選と温湯消毒の後、水に浸して芽出し。

4月初め頃の水温10℃だと10日ぐらいでちょっと目が出た状態に。

4月15日、32℃に加温して発芽状態を揃えます。

むしろの上で程よく乾かし種まき。


水を含んだ苗箱は1枚あたり5kgぐらいあって、数が多いと中腰の作業は結構つらい。
写真の播種作業の後、足の痺れがあり、腰から危険信号が出ている。

ちょうど日頃情報をとっているサイト「現代ビジネス」にストレッチの記事が。
「たった5分で「腰痛」「肩こり」が劇的に和らぐ、驚きの「筋肉ほぐし体操」があった…!」2023/4/24
簡単なので即やってみると、かなり効果があり
ぎっくり腰はやってしまうと農作業全てできなくなるので、絶対にならないように注意しています。

種籾を蒔いた苗箱を深さ5cmくらいの浅いプールへ移動。

4月27日現在、稲の苗の方は芽が出始めた状態です。
朝方冷え込む日も多い時期なので、保温シートを掛けて芽が出揃うのを待っています。
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農作業にはいろいろな技術がありますが絶対に正しいという正解はありません。
自分の農園の環境に合った方法を試行錯誤をして作り上げていきます。
上記のプール育苗は、田んぼの面積が増えて苗も3倍の数が必要になったことから去年から取り入れた方法です。それまでは毎朝30分かけてホースで水やりをしていましたが、苗が3倍なら水やり時間が1時間半。忙しいこの時期にその時間は掛けられないので採用。
天候や苗の状態に合わせた保温や水管理など気を使うことも多いですが、私の農園には比較的合っているように感じています。
このような方法があることも、ネットでさっと調べることができるので、非常に有り難いです。