少し前のNHKのニュース。
子育て中のお母さんへ向けて、とても暖かいメッセージでした。
お母さんだけでなく、日々気ぜわしく過ごしているすべての人へも。
出典)「かけがえのない“今日”」NHK Web
今日、
わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつはだんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが 床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだと思う
人に見られたら なんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしていたの?とか
わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、
それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた
ほんとにいったい一日 何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?
今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことを していたんだって
そしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ『今日』(訳:伊藤比呂美 画:下田昌克 刊:福音館書店)
かけがえのない今この瞬間を、ほんとに大切なことに使いたい。
今、建てているビニールハウスのビニールを、
ネットで何時間もかけて少しでも安いショップを探している自分を反省・・・。
地元の資材店に注文しました。