モミ殻と米ぬかを撒き終えたら、次は田んぼの耕うん「秋起こし」です。
今年の田んぼ、最後の作業になります。
目的は、稲わらを土に埋め込んで分解を進めること。
そのためには、最高気温が20℃を下回らないうちにするのが良いそうで、稲刈りが終わったらできるだけ早くするのが「吉」。
でもなんだかんだで今日10月14日。
まあギリギリ間に合ったかな、というタイミングです。
しかしとんでもないトラブルが。
手前の方がぬかるんで、トラクターが入れない。
(実は昨日、トラクターをスタックさせる大失態。
近所の農家の方に頼んで引っ張り上げてもらったのです。)
水路との位置関係から、手前の方は水が入りやすく抜けにくい場所。
ある程度はやむをえません。
でも、私がここで稲作を始める前にこの田んぼを使っていた方に聞いたら、「自分の時はそんなことはなかった」とのこと。
有機農業の稲作では、水深を深くして雑草が生えにくくするのですが、それが影響しているらしい。
また、私は「中干し(なかぼし)」をしていません。
※中干しとは、夏に水を入れず、田んぼがカラカラに乾かす作業のこと。
稲の根張りを良くするのと、秋の稲刈り作業をしやすくする効果があるとのこと。
有機農業では「中干し不要」という考え方があり、その考えを採用しています。
それが一因だっかかも。
農業を始めて5年。
肥料を入れすぎないようにしているので、土が次第に痩せてきたりとか、
虫がしっかり住み着いたりとか、
いろいろ悩ましい課題が続出しています。