コンセプト(その3)で
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もともと1000万円という値段は、T氏の「1000万円あったら十分いい家ができますよ」という話しから設定した価格。なにが違うんだ???
1000万円で作るには世間の常識を超越した何かが必要で、それが分かるのはずっと後のことでした。
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と書きましたが、先に言っちゃいます。
家を安く建てるには、
「一にも二にも自分で作る」
につきます。
自分でやらないあるいは出来ない場合、人にやってもらうのですから、仕事の料金がかかってしまう。
そこには「大工さんの日当以外にも、依頼する会社の社長や事務員さんの給料、保険料、年金等々、いろいろなお金が入っている」。
これは社会的に当然。
ですから、安く作るには
1)自分で建てられる大きさの家にする。
2)水道・電気・ガスなどに業者が関わらなくていい土地を選ぶ。
ということになります。
□水道は、水源が井戸なら自分で配管することは法的に問題なし。
下水は難しい問題ですが、規制のないところなら自分で”土壌浄化法”というエコな方法で作ることも可能。
□電気は、・・・・・。
□ガスは、プロパンボンベを設置するだけなら費用はほとんどかからないはず。
(私のところは集中管理で外からガス管でくるので、どうしても業者の土掘り工事が必要だった。)
T氏の講話をお聞きになった方は想像できると思いますが、氏は上記の1)2)に合致するポジションを選び、全部自分で作った。その前提で「1000万円あったら十分いい家ができますよ」ということなのだと思います。
規制の実体や費用に気づいたのは、土地を買ってプランを考えいろいろ調べだしてから。
これは作戦を練り直すしかない・・・。(続く)