普通の家では、基礎のコンクリートが玄関の部分まで広がっていて、その上にタイルを貼ると思います。
今住んでいる市営住宅も同じ構造なのですが、コンクリートが冷たいので、室内の暖かい空気がそこで結露を起こしてじゅたっとしているのです。お気に入りの靴にカビが生えてしまいがっかり。
で、今回のログの設計では、玄関をコンクリートにせずに、室内と同じように根太を敷いて、その上にタイルを貼る方針にしました。
普通と違うことをするととかく問題が起きるもので、タイルを貼るための下地をどうするかとか、タイルをどうやって貼るかとか、未経験分野の調査研究が必要で、ゆっくりそれに掛ける時間がない。
いつも丁寧に質問に答えてくれる岩手県のログキットのメーカーに電話すると、「床板を貼って、外壁と同じ塗装をすればいいんじゃない」という回答。これならある材料で出来るし方法は1ヶ月かかった床板貼りで体が覚えている。
1)根太の間に断熱材を入れる
2)長さを合わせて切った床板を並べてチェック
3)床板をハンマーで打ち込んでいく。※木ネジ止めしながら。
4)最後の方はハンマーを振り回せないので、特製「クサビ」を使って
5)塗装して第1段階は出来上がり。濃い焦げ茶にしたかったが手持ちの塗料が無く断念。
時間と技術があったらタイルにしたかった。
靴の泥や湿気に木がどれくらい耐えるか分かりません。
それで張り替えるときに楽なように、釘ではなく木ネジで留めることにしました。
7種体癖は、いちいち人と違うことをしたいので厄介です。素直に普通が一番です。ねじれ体癖の方は決してマネしないで下さい。