(日にち遅れで記事をアップしています)
11月は農作業の締めくくりの月。
種蒔き・定植、イモ類の収穫など、時期を逃さずに進めていきます。
11月の作業
1)エンドウの種蒔き(←今日の記事)
2)ソラマメの定植
3)タマネギの定植
4)サトイモの掘り上げと保存
5)ジャガイモの収穫
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1)エンドウの種蒔き
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エンドウには大きく分けて
「実エンドウ(豆だけを食べる)」と
「サヤエンドウ(サヤごと未熟な豆を食べる)」
の2つがあります。
例)
・豆ご飯にするグリーンピースは実エンドウ。
・卵とじに使うキヌサヤはサヤエンドウ。
・丸ごと茹でてサラダなどにも使うスナップエンドウもサヤエンドウ。
今年もサヤエンドウを中心に、実エンドウも少し作ってみます。
スナップエンドウの豆をグリーンピース代わりにしてもいいのですが、実エンドウ独特の味が好きという某所からの要望です。
↑写真左から
サヤエンドウの赤花絹莢(きぬさや)(←自家採種3年目)
実エンドウの久留米豊
実エンドウの白竜
スナップエンドウのスナック(←自家採種2年目)
スナップエンドウのグルメ(←今期は作らなかったけど種袋のみ写真で)
↓スナックの種
種が揃ったところで畑の準備です。
どんな野菜も「連作はしないように」とよく言われます。
しかし「連作をした方が土や微生物相が作物に順応してくる」という最近の説もあり、私はほとんどの野菜について連作になることを気にしません。
しかしエンドウだけは特に連作を嫌うようなので、作付けの場所を毎年変えています。
↓右隣が去年のエンドウの畝。
トラクターのロータリーの高さを微妙に調節して台形に畝たてします。
↓畝の両端をトンボで綺麗にならして、排水用の溝掘り。
保温と春に雑草が茂ってくるのを押さえるためにビニールマルチ。
↓1穴に3粒蒔き。
仕上げに鳥除けの不織布を張って出来上がりです。
10日ほどで芽が出て来たら一安心となります。
長い記事をお読み頂きありがとうございました。
ついでにこちらの記事もどうぞ。
【農業日記】エンドウの花と自家採種