これまで地面の上で作っていた燻炭を、今回、大きな缶の中で作ってみました。
周りに燃え広がらないから「火の用心」がしやすく、消火も簡単というメリットがあります。
朝10時点火。
煙突を設置して籾殻を缶いっぱい入れる。
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うまく火が付いたようなので、そのまま放置して他の作業に入ります。
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7時間後の夕方5時。綺麗に焼き上がりました。
ざっと如雨露(じょうろ)いっぱいの水をかけて、金属の蓋をして、さらにビニールで密封。
これで簡単に火が消せます。
この方法を農業雑誌で知ったとき、缶が熱くなってビニールが溶けるのでは?と気になっていましたが、水をかけた時点でほどよく冷えるので大丈夫でした。
翌朝、完全に鎮火して冷えたところで蓋を外してビニール袋に詰めると、ちょうど二袋できました。
一袋は育土苗用、もう一袋は缶(保米缶といって、昔はこれでお米を貯蔵したそうです)を提供して頂いた方に御礼として差し上げました。
朝、農作業の前にしかけておくと、放って置いても夕方丁度に出来上がる良い方法が見つかって、ちょっと作業効率アップ。