だんだん暖かくなってきたので、自宅での種蒔き&育苗と平行して、畑への肥料や耕運の準備を始めているところです。
が、山に餌が少なくなるこの季節、やはり今年も強力な金網を突破して、イノシシが畑に乱入。
あちこちボコボコにされています。
(種採りのために植えたニンジンが食べられてしまいました)
で、やむをえずイノシシに絶大な効果を発揮する電気柵を追加(これで3台目)。
隣が耕作放棄地でイノシシの突入ルートになっている面に設置。
今晩も闇にまぎれて来るであろうイノ君は驚くに違いない。
だんだん電機柵の完成度が上がってきていますが、この経験が将来生かせる場面がくるや否や?
以下、自作の電気柵キットについて。
半完成の自作キット(ゴコーテクノス製)を使用。
半田ごてやドリル、各種サイズのネジや金属パーツなど、手持ちの素材があると作りやすいです。
結線にギボシという金属部品を使いますが、向きが決まっています。
↓エーモンのサイトより
この法則に則って作ると、後々の部品交換に便利。
バッテリーもケース内に入れて、ソーラー充電式のオールインワン。
(オールインワンだと移動や設置、使わないときの管理が楽)
ケースはホームセンターにて入手(NT13)。
ソーラーパネルは10W。
チャージコントローラーは電柵用途ならもう少し簡素なタイプで十分だと思いますが、同じ店のあるものから。
バッテリーは12V12Ahでやや大きめ。
基本的な購入部品で2万円ぐらいになります。
電柵メーカーの製品よりも高性能で安価。消耗品の交換も汎用品が使えるメリットがありますが、既製品を買った方が楽とも言える。
ちなみにケース内の薄緑の板は建築資材の断熱材「スタイロフォーム」です。
部品の固定にビスが使え、バッテリーの保温も出来て、この用途にぴったり。
必ずしも必要ないですが、たまたま持っていた某美術作品の紫外線カットアクリル板が雨よけにぴったり。