1月は農閑期(農作業が暇な期間)で、ちょこっと出荷する以外は、ひたすら惰眠状態でおりました。
その間に昨年度の経理を仕上げて分かった収益(=所得)は・・・税務署に「どうだ!取れるもんなら取ってみろ!」と胸を張って言える数字。
野菜とお米を作っているから食うには困りませんが、経営面から言うと、いい作物をたくさん作って売らないことには話になりません。
ということで、秀品をたくさん収穫するために、作物が長い期間健康に育ち、収穫日照りや多雨などの気象の変化を吸収できる畑の土を目指して、積極的に何かをしていきたい。
今年は定期的に肥料を入れて、緑肥も使った土作りをしていきます。
(去年緑肥を栽培して、緑肥といえども土壌の養分が少ないと育ちにくいことを再確認。肥料を入れないと言ったり入れると言ったり、朝令暮改&朝三暮四、ゆらぎの多いユニティ自然農園です。)
昨日、米ぬかと油かすをベースに、カニガラを少し加えたボカシ肥料を造りました。
(ボカシ肥料というのは、有機資材がいったん菌に食べられて分解し、植物に吸収しやすい状態になったものです)
米ぬかはコイン精米所から、油かすは購入(非遺伝子組み換えの圧搾菜種油かす)、カニガラは島根県産。
これらを混ぜて、
EM(有用微生物群)をお湯で薄めたのを入れて、良く混ぜて、
その名も「頑丈収納ボックス(無印良品製)」に入れて保管します。
去年、米ぬかをビニール袋に入れてビニールハウスに保管していたら冬の間にネズミが大繁殖したので、その対策のケース保管です。
(ボックスは試しに2個買ってみましたが、使い勝手がいいので買い足します。)
冬期はだいたい1ヶ月ぐらいで、EMの菌群が資材を餌に増殖してボカシ肥料が出来上がる予定です。
あと倍ぐらい作り足して、春のキャベツやジャガイモの元肥、その後は緑肥の元肥に使っていきたいと思っています。