畑の土を掘ったときに出てくるコガネムシの幼虫。
可愛いヤツと思っていましたが、モグラの仕業と思っていたサツマイモやダイコンなどを囓っていたのは、実は彼らだと最近知りました。
このように入り込むまで食べられたものも。
親が土の中に卵を産み、幼虫は土の中で分解しつつある草や根をエサにして育つそう。
草をすき込んで土作りをすることの多い有機農業では避けようが無いのでは?。
サツマイモを栽培する専業農家さんが、土の中に殺虫剤を入れざるを得ないことがよく分かります。
(出荷できない芋の山になってしまう)
これまで囓られたイモはB級品(品質の劣る商品のこと)として出荷しませんでしたが、無農薬なら当たり前と、多少囓られたぐらいならA品相当品として考えることにします。
ところで、これまでサツマイモを囓っているのはモグラと思っていましたが、モグラは完全な肉食だそうです。
それどころかコガネムシの幼虫やヨトウムシを食べる益獣の面もあるとのこと。
畝をボコボコにされるのは困りものですが、意外とその面で役に立ってくれているようで、疑ってごめんなさい。
ところで今日、残っていたサツマイモの収穫をしました。
形のいいのが多い紫芋(パープルスイート、写真手前)にくらべて、形不揃いの紅はるか(写真奥)。
とにかく、これまでで一番の豊作でした。