今年とても順調に育ってきたサトイモ。
収穫適期は9月中旬〜11月とされています。
例年は、寒くなって地上部が枯れ出す11月頃に収穫してきましたが、9月に収穫した子芋はみずみずしい美味しさが特徴とのことで、ちょっと早いですが今期初堀りしました。
↓種芋を植え付けたのは4月11日。今日まででほぼ5ヶ月。
マルチを剥がして掘り上げると、
おおっ!
こんなに子芋がついているのは初めて。
これから11月までまだまだ太ってくるので、期待大です。
このサトイモも含めて、今年は自家採種の種や種芋が大半で、そのためかどうか確認しようが無いですが、生育がとても順調な気がします。
自家採種というのは、自分の田畑で栽培した米や野菜を種が出来るまで育てて、種を採ること。
上手に自家採種を繰り返すことで、その場所の環境に合った米や野菜になっていくとのこと。
固定種の種というのがありますが、自分の農園ではないにしても、育種農家で代々種採りをしてきた品種のこと。
野菜を育てて、いただいて、その野菜の子供を残して、次世代に繋いでいく。
野菜と人間の共生関係が自家採種。
すごく自然で、わたしたちの食を支える「農」の本来の姿だと思います。
そして私は、美味しい品種の種を購入しての栽培もOKだし、自家採種で命を繋いでいくのもOK、と考えています。
こだわりなく、自然体の農園づくりをしていきます。