夏真っ盛りの8月は、秋冬野菜を栽培する準備の時期でもあります。
普通は、
・畑に有機肥料を撒いて、
・畑全面をトラクターなどで耕運。
・1ヶ月ほど分解期間をおいてから
・畝たてをして種を蒔いたり、
・再度耕運してマルチを張って苗を植えたり
します。
実はこの準備の耕運が苦手です。
春3月は、土がまだ冷たく重く耕せない。
夏8月は、カラカラ乾燥で砂漠になってしまう。
タイミングが難しい。
圃場の土質や地下の状態など、農園の特性に由来することでもあります。
さて、今、広島ではキャベツなどの育苗が終盤、ダイコンやカブ、小松菜などの種蒔き(畑に直接蒔きます)がもうすぐという時期です。
私が自然農をしていたとき、8月に入ると大根やカブのこぼれ種が発芽して、お盆頃に種をつけて枯れ始める夏の雑草と交代して、ぐんぐん大きくなっていました。
不思議と虫に食べられないんです。
(たくさん食べられた生き残りが大きくなっているのかも)
また、自然農では、刈った草の間に種蒔きをしますので、いつも土の水分がほどほどあって、種を蒔いておけば、適期に発芽し成長します。
自然まかせで楽です。
もう十年以上、家庭菜園として貸して頂いている山際の小さな畑。
カラカラ天気でも種が蒔きやすい自然農スタイルで秋冬野菜を育ててみようと、準備をしました。
1)草に覆われた前作ソラマメの畝
2)草を刈り払って畝上のみ耕運
3)刈った草を畝の上に置いて草マルチ
これから草を掻き分けて、一粒ずつの種蒔きです。