7月11日に播いた緑肥「セスバニア」。適度に降る雨に助けられて、無事発芽しています。
で、緑肥が芽吹くと同時に雑草も芽吹いてきました。
以前ならこのまましばらく様子を見ていたところですが、梅雨が明けて土が乾いてきたタイミングで「除草」。
三角ホーという農具で、土の表面をザッザッと搔いて、土と一緒に雑草を取っていきます。
面白いことに、春にビニールマルチを使って栽培したキャベツとジャガイモの畝には、雑草があまり生えていません。
マルチ無しで育てたエンドウの後は、雑草が一面生えています。
下の図は、農業研修に行った先の農家さんが行っている草生栽培の方法。
※写真、榊原健太郎(2016)緑肥作物を活用した育土(自然農法の土づくり)~実践農家を例に~ 自然農法の研究と普及30年の歩み、P78
「マルチを使う作付帯」と「意図的に雑草を生やしておく草生帯」を一作毎に交代する方法が、実に巧みに雑草の繁茂を抑制していることが、今になって分かりました。
この方法が可能な水はけの良い圃場環境を作ることが、成功の秘訣だと思います。
話は思いっきり変わって、下のこんもり繁った可愛い草はバジルの一種。
(普通のスイートバジルと同じような香りがします。)
出荷はしにくいですが、見ていて和みます。
来年は「苗」として直売所にだそうかな。