画像の出典)父が残した昭和の記憶
代掻き(しろかき)田に水を入れた状態で、土の塊を細かく砕く作業。
表面の土を柔らかくして田面を均平にし、水田の漏水を抑える効果もある。
昔は人力あるいは畜力で、数日置きに数回、櫛型(くしがた)馬鍬(まぐわ)などを用いて行った。
現在は一般に、トラクターに接続したロータリーやドライブハローで行う。
昔はぬかるむ田んぼの中を、重い農具を引っ張り回す重労働。
現在は、エアコンの効いたトラクターの運転席で、CDを聞きながらの楽ちん作業。
でも機械を使うにしても、機械を使うために拡張整備された広〜い田んぼの土を、高低差数cmの平らな面に仕上げるのはすごい技術だと思います。
とにかく自分でやってみたくて、今日はトラクターでの初代掻き。
私のトラクターについているのは普通の幅130cmのロータリーで、
ではありませんが、
往復回数が増えるものの私には必要十分。
↓普段近付くと逃げる鳥も、代掻き中は安全と思っているのか逃げません。
荒起こしの盛り上がった土を目印に、掻き残しがないように走りました。これは初心者には分かりやすい良い方法でした。
最終的な仕上がりとしては、けっこう凸凹が出来てしまいましたが、次の植え代で均せればいいと思います。
終わったら泥だけのトラクターを洗車。
泥んこパックの効果で、ホイールの白とタイヤの黒が光っています。
なんにしても初代掻き無事終了。
次回の植え代の大成功を祈念して、祝文三唱。
「出来ました、出来ました、出来ました。
ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます。
感謝します、感謝します、感謝します。」