これまで、お米や野菜を栽培するために肥料が必要ということを、極当然なこととずっと思ってきました。
田畑から米や野菜を持ち出すのだから、減った物質を肥料として補充しなければ、いつか米や野菜が育たなくなる。
だから有機農業でも慣行農法でも、必要な肥料を計算して施肥します。
(ある種の自然栽培では「無施肥」と言って、作物への肥料としてではなく土壌中の微生物の餌として物質を入れる、という考え方もされていますが、本質的に肥料を入れているのと同じです。)
どこからか物質を採ってきて、自分の田畑に入れねばならないわけです。
食の安全を謳う有機農業で「安全な植物質のものを使っています」と言っても、出所をたどっていくと、どこかで化学肥料か畜糞や魚滓などになる。
それはそれでいいのです。
あたり前田のクラッカー。
写真の出典)RocketNews24
でも「これからの時代、そうではない農業が出来るのではないか」という期待があります。
あくまで可能性です。
フリーエネルギー(無から取り出せるエネルギー)と同じように、必要な物質を無から発生させることが出来るはず。
しかし私の中で、一切肥料を入れない栽培を「それが可能とは思えない」ところがあって、野菜を育てるに当たって肥料をどうするか、ここ2年ずっと迷ってきました。
入れたくないけども、入れないと育たない
それが、今日ふと「無肥料栽培」で検索して出てきた下記サイト。
無肥料で作物が出来るのは基本的に
火素エネルギー
(熱、光などの太陽のエネルギー)
水素エネルギー
(水をつかさどる月から来るエネルギーで 潮の干満や体内生理など)
土素エネルギー
(地球の奥から作物にとって最も重要な土のエネルギー)が出ています。
窒素、リン酸、カリウムの存在ではなくこの水素、火素、土素の宇宙、地球から出ている『エネルギー』で作物を育てるのが故岡田茂吉氏の教える自然農法です。
宗教家 岡田茂吉氏の著書は読んだことはありませんが、インド哲学の三大「火水地」(空風を合わせると五大)と同じことを言っているのかも。
もうほとんど忘れましたが、以前インドのサーンキヤ哲学を習ったときの知識「宇宙展開論」。
アートマン&ブラフマン(高い次元の自己)の精妙なエネルギーが順次粗大化していき、最後に物質レベルに近い精妙な物質「五大」ができ、物質化する。
この考えに基づくと、自分の意志によって物質化できることになるから「 無肥料栽培が可能と思える」。
この「思える」が重要で「出来る」と思ったから「出来る」。
これからどのような農作業をしていくか分かりませんが、いつか出来ると思えました。