【農業日記】水稲の播種(お米の種まき)


今日は種蒔き。
品種は去年と同じコシヒカリです。

一昨日に催芽を始めた種籾。芽の出方がばらついて芽が伸びすぎのも多いですが、

【写真】種籾の発芽

湿ったままだと種蒔きしにくいので、ネットに入れたまま洗濯機の脱水にかけて7分。(水稲名人の本に書いてあった方法)
水分を飛ばした後、広げて少し乾燥させました。

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畑に移動して種蒔き開始。
まず土を入れた苗箱を広げて散水。そして十分に湿った床土に種蒔き。

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↓プラスチックのカレー粉容器の底に穴を開けた自作播種器で、コショウのように振って種を蒔きます。

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今回の播種量は、苗箱1枚に湿った籾で100g(乾燥籾で約80g)。

昨年は200g位の厚蒔きになってしまい、肥料切れを起こして苗が十分に育たなかったこと、田植え時に1株当たりの苗数が多く過密気味になったことなどの反省で、手蒔きによる薄蒔きです。

↓ピンセットで大きく開いたところを調整。

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(こんな手の込んだ作業は現状の小面積栽培だからできることなので、広い面積をするようになったら効率の良い方法を検討します。)

覆土をして苗床へ。。
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全32枚。
 
【写真】水稲の種蒔き

保温性と適度な遮光性を持った発泡ポリエチレンシート(商品名:ミラシート←優れものです)を被せて、出芽を待ちます。

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播種に関して去年と今年で違うのは、播種前に苗箱に灌水して、播種後は水をかけなかったこと。

農家の方も水稲栽培マニュアルも、「覆土後に絶対水をかけてはいけない」と言っています。覆土後に水をかけると土が締まりすぎて、出芽時に土が浮き失敗するとのこと。
去年は、使用した土の問題から覆土後の灌水にせざると得ませんでしたが、運良くうまくいきました。今年は専用の覆土を用意できたので、マニュアル通りにしました。

水稲栽培は厖大に蓄積されたノウハウがあるので、素直に取り組んでいきたいと思っています。