(↑※三枚目は無事に結球した冬キャベツの写真)
4月の端境期に収穫できればと作付けした春キャベツ、ほとんど花が咲いてしまいました。
春キャベツは、秋に種蒔きして小さな苗で冬を越し、春に収穫する作型。
でも春は花の季節なので、春になって暖かくなっても花が咲かないよう栽培条件を整える技術(育苗、温度管理、気象の読み)が必要となります。「小さな苗」というのが難しくて、大きく成長した苗が寒さに当たると、花芽分化といって、花を咲かせる準備を始めてしまいます
今回の失敗は、手書きの図にある
大苗越冬→大苗低温(花芽分化)→不時抽苔(高温長日)
のパターンかな?
今年の冬はとても暖かったので、定植した苗が育ちすぎたのが原因でないかと思います。
キャベツの専業農家の方なら、恐らく天候を判断してこのような事態を回避する手段を講じると思います。
「今年の冬は暖かくていいなあ」などとのんきなことを言っていた私です。