その1,その2に続く作業3日目。
もう完成は目の前、注文していたボルトで除草部を台座に取り付けたら出来上がり、のはず。
↓台座、除草部センター部、除草部ウイング部の3つをクランプで固定して通し穴を空ける。
↓ボルトを通して除草部センター部を固定。
↓完成です。
↓ウイング部は取り外して、このようにフックに掛けて収納します。
強度・収納性ともに十分な仕上がりです。
(当初はボルト固定では無く差し込み式を考えていましたが、Wさんの提案により堅実な方法へ変更。仕上がり具合から見て、ボルト固定が正解だったと思います。)
さて、このような工作には修正がつきもの。
【課題1】除草部が斜めになっている。
これは、もともとの植え付け部が浮き(フロート)で水面に対して水平を維持する仕掛けなので、フロートを外すと水平を維持できない。
これもWさんの提案で「ターンバックル」という金属部品を使って強制的に水平を調整できる仕組みに。
ターンバックルはとりあえず緩めておいて、田んぼでの除草実行時に必要に応じて締めて使うことになりました。
↓本当は、下に降ろした時ビニペットで地面を押さえつける状態になって欲しい。
これは押さえ加減の問題なので、このままでも大丈夫かもしれませんが、調整しろが多い方がいいので除草部の位置を15cmぐらい下げました。
↓この位置に。
↓写真では分かりづらいですが、ビニペットが地面をぐっと押しています。
これで完成です。
↓正面から
あとは5月、田植えのあとの出番まで待機です。
無農薬の水稲栽培で最も大変なのが除草。
田植え後、毎週1回田んぼに入って、手押し・手曳きの人力除草機で取るのが一般的です。野菜の多品目栽培の農家の繁忙期と重なるので本当に大変な作業。この機械ですごく楽になります。
また、除草が軽微な労働で出来るようになるので、無農薬の水稲栽培が広がります。今回作った乗用ビニペット除草機の活躍が今から楽しみです。