自営業者にとって毎年頭が痛いのが確定申告。
2月15日から3月15日の1ヶ月の間に、前年1年間の経営結果をまとめた申告書を税務署に出さないといけません。購入した物品の領収書を整理したり、売上の詳細を示す書類をまとめたり、とにかく細かな作業です。
そのこと自体は別にいいのです。経営状態を把握できるし、申告書をまとめやすい帳簿をつけることは、色んな面でプラスになります。
しかし申告の経験者はお分かりになると思いますが、とにかく申告書に書き込む金額を決めるのに、あの場合はこう、この場合はこう、この金額以下はこう、以上はこう、とやたらと煩雑。何十回と阿弥陀くじを引いていかないといけません。更にその阿弥陀くじの説明がまた法律用語っぽくて分かりにくい。
画像の出典)国税庁
たぶん、こんなシステムが作られた真の目的は、庶民の思考を混乱させ疲弊さることだと思います。納める税金を少しでも減らそうとか、還付を全部貰おうとかするとこの罠に掛かり、お金の法律の迷路の中で大切な時間を奪われてしまいます。
だから、普通にさらっと終わらせました。
お金を刷って作る権利をもっている人たちの罠にかからない一番良い方法は「お金の損得に一喜一憂しないこと」だと思っています。
そして、普段の買い物でも、損得で気持ちが軽くなったり重くなったりしないように心がけたいと思います。
まあ、とにかく終わって爽快です。
ところで、原発震災の復興費用を捻出するための増税があったんですね。
「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に 関する特別措置法」(平成 23 年法律第 117 号)
平成 25 年1月1日から平成 49 年 12 月 31 日までの間 に生ずる所得について、源泉所得税を徴収する際、復興特別所得税を併せて徴収し、国に納付しなければならない。復興特別所得税の額は、源泉徴収すべき所得税の額の2.1%相当額。
24年間ずっと継続。
このような復興のためのお金こそ、刷って作るのが当たり前と思うのですが、それも囚われか・・・。
もう意識をお金のない世界にシフトしよう。
参考記事)「隠された真実 2」破・常識 あつしの歴史ドラマ ブログ!