【農業日記】乗用ビニペット除草機の製作(その1)


福富で農業をされている先輩農家Wさんと、楽に田んぼの除草をできる機械(ビニペット除草機)を作ろうということになり、今日、作業を始めました。

↓出来上がりはこんなイメージ。
左上写真のニョロニョロとした針金が「ビニペット」というもので、本来ビニールハウスのビニールを固定するためのものです。
ビニペット除草機

画像の出典)桜の山農場のブログ

上の写真のように田植え機を改造して作ります。今回のベースとなる田植え機は、農家の方が使わなくなったのを隣町のMさん経由でWさんが譲り受けたものです。

↓実機の写真を取っていなかったので、同型機の写真を掲載。
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9時にWさんの倉庫で作業を開始。
植え付け部分を、ああだこうだと言いながら取り外し。
(順序:ワイヤー類→付加部品→フロート→苗置き台→植え付けロータリー部)
(使った工具:ボックスレンチ、メガネレンチ、ラジオペンチ、スナップリングプライヤー ※穴用、マイナスドライバー、げんのう、廃オイル用のオイル缶など)

植え付けロータリー部は、内部が金属チェーンで繋がっていたため綺麗に分解するのが難しく、チェーンを切断して分離。
3時間の作業で、最終的にこのような姿になりました。

【写真】ビニペット除草機

この裸になったフレームを生かして、ビニペット除草部を取り付ける台座を取り付けます。

【写真】ビニペット除草機

台座はもともとのスプリングを転用して、弾性的にフレームに繋がる構造にしています。

朝9時から3時までの作業でここまで完成しました。

休憩後ホームセンターに行って金具類を購入、ビニペット除草部を製作開始。

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長さ195cmのビニペットを4分割して1本約50cm
それをタッカー(大型のホッチキスみたいなもの)で木に仮留めし、板で上から押さえる構成です。

ビニペット除草部は全体で3.5mほどにして、それを[1m・1.5m・1m]の3つに分割、左右を取り外してコンパクトに収めることになりました。

【写真】ビニペット除草機

【写真】ビニペット除草機

5時半になったので作業はここまで。
Wさんのテキパキとした作業と問題をクリアしていく知恵のおかげで1日でここまで進み、完成の姿が見えてきました。

【農業日記】乗用ビニペット除草機の製作(その2)

【農業日記】乗用ビニペット除草機の製作(その3)完成