【農業日記】夏野菜を片付けて土作り


気温が日に日に低くなり、日中も寒いと感じるようになりました。
キュウリとトマトに続き、夏野菜最後のナスとピーマンも栽培を終えました。

10月18日、次の作付けのために片付けをしました。

【写真】夏野菜の片付けと土作り

↓使った支柱類
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↓「楽しかったよ−。ありがとー」と声をかけながらハンマーナイフローターという機械で固い茎を細かく粉砕。Wさんに貸して頂いているこの機械、すごく役に立ってくれています。
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次の作業は「土作り」。
消耗した「地力」を回復したり、より地力を高めたりするための作業です。
(これまで「地力」を「ぢりき」と読んでいましたが、農業の場合は「ちりょく」という読み方が正しいことを知り修正。)
地力

「地力」は土の中の微生物相の豊かさなので、その基本となる土の物理性(水はけ、水持ち、通気性)の向上を目指して、昨年に続き畑に大量のモミガラを入れました。

10月20日〜26日にかけての作業。軽トラ6杯を畑の全面に撒布。

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↓モミガラを入れたあとは畝を作って、次の作付けまでしばらく放置。

【写真】夏野菜の片付けと土作り

どのくらいの量を入れたらどのような効果があるか、はっきり言って理論的な裏付けがあるわけではありません。でもモミ ガラは、厳密に考える必要の無い「ゆっくり分解する粗大有機物」ですので、このくらいかなあという感覚で作業しています。
(因みにモミガラは、一般には、分解しやすくするために数年野ざらしにして風化させてから畑に入れます。)

モミガラは福富にある農協のライスセンターからいただいています。

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それと今年は、稲刈りでお世話になったF さんのご厚意で、米ぬかも入手できました。

米ぬかは適度の三大栄養素(窒素、リン酸、カリ)とミネラル分、そしてエネルギー源となる炭水化物を含んだ微生物にとって最高の食事。
畑の「土作り」のために撒布して耕運したり、畝間に入れています。