前回の更新から1ヶ月も経ってしまいました。
で、今、農園はどうなっているかというと・・・。
大型ハウスが出来ています!最後の天ビニル以外、すべて1人で組み立てました。
(天ビニルは複数人で作業しないとかなり大変で危ないし、効率のいい作業方法を知りたくて、先輩農家W氏の好意に甘えてお手伝いをお願いしました。
W氏はするするとハウスの頂上に登り、ずるずるとビニールを引き上げて、20メートルをあれよあれよという間に展帳完了。
メインの1人と補助1人の2人で出来る技を勉強させていただきました。)
今年の春は雨の日が多く、畑作業の合間の組み立てのため日数は掛かりましたが、これぐらいのサイズなら(ほぼ)1人で全く問題なく建てられることが分かったのが最大の収穫でした。
↓以下、完成までの流れを写真で。
1)解体(3月11日)
部品を種類毎に分けて入れるために、バケツやコンテナを多数準備。
(ネジとか細かいパーツもあるので、底に穴のないバケツが便利。コンテナは大型の重いパーツ専用)
天ビニルを外す(W氏の指導で風に煽らせて片方にバサッと。簡単でした。)
強力な助っ人W氏のおかげで半日で解体完了。再び組み立てる時に作業しやすいように、部品を整理しながら解体しました(昨年の農業研修の経験が生きました)。
3)解体したパイプを農園に移送(3月22日)
軽トラで5往復。同じ町内で助かりました。
似たようなパイプが沢山あるので、解体時に各パイプに名前(どこの何番目のパイプと分かるように)を付け、縛る紐の色でグループ毎に分類しています。
4)丁張り(3月25日)
ハウスを建てる位置を決めて、水平出しをします(小型ハウスの時と同じ)。パイプを刺す場所が分かりやすいように草を取り除くための溝を掘っておきます。
5)アーチパイプ下穴あけ(3月27日)
今回の組み立て作業の最大のブレークスルーはこれ。借りてきた発電機と自前の強力ドリルで下穴あけ。
硬い地盤に深さ40cm、80個の穴を開けるのに準備込みで3時間。位置も深さも角度も精度良く、しかも楽に空けることができました。かかった費用はドリル刃(直径25mmアースドリル)の2500円と発電機の借り賃。費用対効果は絶大でした。
6)組み立て(3月28日)
前日空けた下穴にアーチパイプを刺して組み立て作業の始まりです。
頂上を繋ぐ(4月1日)
(4月17日)サイドの防虫ネットを張る
やればできる!
今回、幅6m、長さ20mという大きさのハウスをほぼ1人で建てることが出来ましたが、はじめはその大きさに腰が引けていました。まず大きなハウスを解体して移送するにはどうしたらいいか。重くて長い骨材を1人でどうやって組み上げるか。またデコボコの畑に誤差数センチで正確に組むにはどうしたらできるか。
実は昨年の冬、思い立って中古ハウスを探しに行った日に、このカードで「エンジェル」に「ハウスが必要なのですが」と相談したのです。
「エンジェルオラクルカード」
http://www.honokasha.jp/angelcard/index.html
そして引いて出たカードは「ミラクル(奇跡)」。
結局その日は中古ハウスが見つからなかったのですが、ふと立ち寄った農業法人の事務所でいただいたのがこの冊子。
渡辺パイプ株式会社発行の「ハウス丸わかり読本」。
ビニールハウスの組み立て方がイラストでかなり詳しく説明してありました。
私はハウスの組み立てはほぼ未経験でしたが、これを読むことで十分な知識が得られました。これが「ミラクルその1」
そして、今回のハウスをとても安価に譲って頂けることになった流れが「ミラクルその2」
(地元福富町、しかも建てて数年の極上中古)
最後に、難しいと思っていた長くて重い骨材の移送、組み立てが無事に1人で出来たことが「ミラクルその3」。とにかくやり始めたら、不思議と「こうしたらできるのでは」と思い付いたことが次々にヒットして、ハードルをクリアしていけました。
これら全てがやはりミラクルと言う他はありません。
もう既に私たちを含むこの地球は5次元に移行したといわれています。
自分が願っていたことが実現する。
自分の思考に合わせて周りが変わっていく。
自分が思うように世界を創造できる。
(そういえばこんな方もいました)
5次元モードになったのだから、これまでとは全く違うアプローチで豊かな世界を創造して行きたいと思います。