自分に関しては、ずっと暗中模索が続いている状況ですが、大きく見ると身近なところから世界の政治経済まで、良い方向に進んでいるのを実感しています。 なにか壮大なことが起こっていて、それを「アセンション(次元上昇)」という言葉で表現するようです。
長い間「アセンション」という言葉について、いわゆる「ニューエイジ的なウキウキ・ワクワクは悪だ」という思い込みでネガティブなイメージを持ってきました。しかし、本当のアセンションは、どうもそれとは違うようだ、と最近、思い始めています。
今、全ての全ての人類に対して意識の進化の圧力がかかっていて、大きな意識の変化の臨界点にある。そしてそれを超えたとき、一斉に連鎖的に意識の拡大、「5次元」と表現される「思いが実現する世界」への転換が起こる。言い換えると、私達の意識の焦点が、目に見える現実世界から思考によって実現する世界に移行するということのようです。すなわち意識(思考)が最も重要で、すでに先に真にポジティブな思考へと拡大した人もいて、彼らが人類を引っ張っているようです。
宇宙は全ての全ての魂の全体で形作られているのが真実で、それ故に今、我よし(自分だけ)・対立・排除などの、自他を分断する思考を修正する必要があるようです。なにかを悪と断じて切り捨てる思考が、アセンションを阻んでいると思うのです。癌の末期の患者さんが、癌細胞も自分の一部と認めることで奇跡的に治癒していくということを耳にします。癌細胞がなぜ出来たか、その役割はなんなのか、例えるなら害虫、雑草。見方次第なのでは?
なにかを悪と断じて、それが滅びるのを良しとする分断的な思考が私の意識の進化を阻んでいるようなので、「統合」や「和」といったポジティブなものの考え方を、真に身につけたいと思っています。
(転載させていただいた文章で、重要だと思ったところを、靑字にしています。)
————————————————————————-
転載元)ほんとうがいちばん 2014/2/13
時代の分水嶺―アセンションへの選択―地球の魂が語る―これからの地球(小松英星氏)より抜粋
引用元:小松英星氏「ガイア・アセンション」シリーズより抜粋
時代の分水嶺―アセンションへの選択―
[第4回(最終回)] 地球の魂が語る ― これからの地球
[2001年1月]
■時が来たので私(地球)が語ります
いまあなた方の足元で、これまで誰も体験したことのない変化が始まっています。この変化を語るのに、私以上にふさわしい者はいないでしょう。なぜなら、この始まりの大波の中心に私がいるからです。
すべて形があるものには意識があります。動植物を始め鉱物にも、それがあります。私は、あなた方の母星で、意識を持つ魂の総体。皆さんの一人ひとりであり、また全員でもあります。
この変化は、宇宙の長大なサイクルの一環として、太陽系全体に及ぶもので、「アセンション」という言葉で代表されます。アセンションは、多次元にわたる広 大な宇宙では、決して珍しい出来事ではありません。それは、星とそれに宿る生命たちが、1つの次元での学びを終了して、より高い次元での学びの機会を与え られる、宇宙の贈りものといっていいでしょう。
釈迦やキリストの「昇天(アセンション)」について聞いたことがあると思います。ここでいうアセンションは、それとは違って、星とその住人全体が関係する「グローバル・アセンション」です。
アセンションという贈り物は、無条件で与えられるわけではありません。少なくとも、私を始め関係する個々の魂が、自由意思によってそれを受け取ること、つまりアセンションへの参画を意図することが最小限の条件です。
もう1つ、一定の期限までに、自らの波動のレベルを要求される水準まで高めておくことが必要ですが、これはアセンションへの意図と密接に関係します。そして全般的な心の在り方とも。
波動は単に、からだを構成する物質の振動数(周波数)です。理科の実験や音楽などで、周波数の標準として使う音叉をご存知でしょうか。同じサイズの2つの 音叉を空間的に離して、一方を振動させると他方も自然に振動して同じ音を出します。これは、同じ周波数(帯域)のものが共鳴する現象です。波動の合うもの だけを受け取るわけです。音も光も波動ですから、もし一方の波動レベルが高すぎると、他方からは相手と共鳴することができない、つまり相手の声が「聞こえ ない」、姿が「見えない」という事態になります。
私は、アセンションのプロセスにおける決定的なタイミング、つまり極めて高い振動数のエネルギーが宇宙から太陽系に到来する時期を見据えて、明白な意図を もって波動レベルを上げる努力をしています。動植物や鉱物界、そしてイルカ・クジラの仲間も、上昇する私の波動に同調する方向に一斉に動いています。
残念なことに人類だけは、今のところ、アセンションを選択し、それを意図している人は多くありません。この状況では、ある時期が来ると波動レベルの違いによって、アセンションを選択しない人から「地球が姿を消す」という事態が起こり得ます。
■人類は深い眠りから目覚める時です
人類は、足元の大きい変化にもかかわらず、深い眠りに就いています。恐れをベースとする活発な活動は見られますが、それは夢想や幻覚の世界に浮遊しているようなもので、事実上は眠っています。その結果、今がアセンションの時期であることにも気づかないのです。
この状態は、人類の本来の姿ではなく、地球に人類を創造した当初の青写真とは異なります。人類は、地球に誕生してから数万年経た後に、相次いだ不幸な出来 事によって、意識レベルの下降と共に肉体の基本振動数が低落してきたのです。そして人類の行動は、意識の相次ぐ低落によって、ますます不調和で分裂的に なってきました。
人類の波動の低落は、地球の支配を意図する宇宙の暗黒勢力に利用されたことも関係しています。私もまた、それらの勢力に利用され、地球が暗黒勢力の「貯蔵 タンク」になりました。人類は後からやってきて、それと知らずに堕落へのダンスを演じてきたのです。そして、地球全体のこと、他の種のことを考えずに、 もっぱら自己の利益のために地球を利用してきました。
こうして地球は、全般的に「統合」から「分離」の状態に移ってきたのです。しかしアセンションによって、この状況は変わります。私は、創造の波動の回復に努めてきました。いまや、地球に宿るすべての魂が、私と共にアセンションを目指す「地球的統合」の段階に入ったのです。
人類にとっては、長い夜の眠りから目覚める機会です。アセンションとは自由のことです。愛、喜び、豊かさ、そして自由に満ちた5次元世界への上昇です。3 次元の思考様式の、虚飾と制限に満ちた在り方から脱却する、かつて無かったチャンスです。今が、あなた方の人生での最も重要な局面です。
■これまでの思考様式を変える必要があります
人類の波動の低さは、思考様式に大部分の原因があります。早い段階でこれを克服し超越することが、進化の遅れを取り戻すための秘訣です。
あなた方は各人生で、あまりにも多く《やるべき・やらざるべき》にとりつかれてきました。「神」は懲罰者ではなく、愛そのものであるのに—。これは、宗教や教育の在り方にも原因があります。
人類の新しい信条体系として身につけるべきものは、「統合原理」だけです。これまでの思考様式は、すべて捨てる必要があります。その中の大物は「執着」です。
執着があると、クモの巣にかかったハエのように、自由を制限されます。そして魂にも同様の効果を及ぼします。そこで、死によってこの世界の拘束から逃れよ うとする見当違いすら実際にあります。アセンションは、それに替わる選択肢を提供します。しかしその前提として、すべての執着を取り去ることが必要です。
《居住地への執着》
居住場所選択の重要性を軽視してはいけません。偽りの喜びや幻想に捕らわれて、動きが取れない状態が多く見られます。確かな導きに従い、魂の真の喜びに従うようにしてください。「O-リングテスト」が役に立つでしょう。
《社会的活動への執着》
職業、地位、収入、働く環境、教育や訓練の機会、確保している顧客、自分の活動の社会や他者への影響力、そして物事はどうあるべき という思い込み—これらに連なる執着のことです。これらが、あなた方の心で大きいウエイトを占めているようですが、この地球でやるべきことの大半は内 面的なことです。何もしていないようでも、魂の約束は満たしています。最も重要なことは、あなた自身の内面的な進化です。
《目標や期待への執着》
目標や期待があれば、自分を高め、もっと働き、もっと生産的になり、もっと満たされた人生を送ることができるという思い込みがあり ます。そして世の親は、子供の魂の本質や目的に関係がない期待を持ちます。学校や社会もそうです。しかしそれらは、魂の観点からは、決して生産的ではあり ません。どこかで行き詰まるだけです。「魂の自由」の重要性が、すっぽり抜け落ちています。自分や回りの者に、何をどういう理由で期待しているのか、じっ くり検証してみてください。そして、その思いを超越しましょう。
《物的なものへの執着》
からだの外見、モノ、お金などへの執着です。人のからだは、この世界で、評価の重要な対象にされてきましたが、からだの遺伝構成は もともと自分の魂が選んだものです。この地球での目的遂行には、それで完璧です。また、モノやお金などの所有物は、上昇を妨げる風船の紐のようなもので す。ゆるく繋いでおいて、不要になれば直ちに切り放すことが大切です。真に必要なものなら必ず手に入るのだから、欠乏はなく常に豊かだという意識を持ちま しょう。そして授受のバランスに注意するようにしてください。
《人間関係への執着》
アセンションの目的に添わない人間関係を維持しようとして無理を重ねていないでしょうか。—統合へのプロセスでは、目的と波動が 合致する者とだけ関係を維持することが基本です。人間関係に変化が起これば、それはカルマの完了です。変化を受け入れるようにしてください。
■妨害や落とし穴に注意してください
あなた方を観察していて、かなり簡単に様々な者に操縦されてしまうことに気づきました。
表面で愛を装ってどんな甘言を弄しても、どんな才能を見せても、アセンションを認めず、あるいは無視する存在はすべて暗黒勢力かその手下だと考えてください。彼らが、人類の進化をサポートすることはありません。支配の継続にのみ関心があるのです。
名声、財産、肉体的な偉業など、男なら何らかの形で支配力を持つべきというマインド・コントロールに捕らわれないようにしましょう。こうした追求は、本質 において自己奉仕的で、私に貢献することはほとんどありません。何かに貢献してもしなくても、すべての人が、かけがえのない存在です。外面的な「成功」が 認知される必要はありません。
人類の自己奉仕的な目的追求が、有害廃棄物で地球を汚染しました。地球のアセンションで、これは癒されることになります。何よりもアセンションを選択する ことが、地球への最大の貢献です。アセンションの為にならない別の何かを、もし選ぶとすれば、その意義をとくと考えてみた方がいいでしょう。人生経験の全 領域を、アセンションの目的に添うように選んでいくことを勧めます。
このために、グル(導師)を求める必要はありません。グルの言いなりになって、自分の真実を知る機会を塞いでしまうことになりがちです。あなたの内在のガ イダンスに目覚めることが重要です。自分が自分のグルや教師になるわけです。また、他者やグループに合わせようとせず、自分の主体性を保つことも重要で す。
一方、カウンセラー、医者、ヒーラー、霊能者、そして教師などは、一般的に調和的な波動を生み出す技術を持っています。これらの人々は、アセンションを意図しない人の治癒に当たるよりは、その技術を自分自身のアセンションのために生かすことが望まれます。
結局、アセンションのための安直な手段はないのです。
あなたが変わらないことには、何も始まりません。
■私に同調してください、そして自分の魂にも
あなた方は目的があって今ここにいます。アセンションを成功させるために、地球と共にアセンションするために、この時期に生まれてきたのです。そして同時に、真のあなたを発見し取り戻すために。
あなたの魂、集合全体のオーバーソウル、そして地球である私に同調することによってのみ、アセンションは可能となります。そしてアセンションの選択は、あなた方の想像する以上に、私の支えになります。
私の行為はあなたに影響し、あなたの行為は私に影響します。一人ひとりが私と密接に関係しています。統合へのあなたの一歩ごとに、それに対応する私の変化 が起こらなければ、アセンションは成就しません。この「共生的な関係」は、あなた方を取り巻く環境とあなた方自身に、現在起こっていることを規定する決定 的な要素です。そして、私に同調する人を私は導くつもりです。
できるかぎり外へ出掛けてください。田舎へ、海へ、湖へ、渓流へ—。そして私の鼓動を感じてください。私のリズムは、大多数の人類と違い、ゆっくりし ていて、やさしくはぐくみます。人間社会の騒音は、私のリズムと違います。コンピューターのブーンという音、クルマのエンジン音、音楽などの騒音、テレビ の絶え間のないおしゃべり—。あなた方の昼夜を埋め尽くす娯楽は、私のリズムからあなた方を隔てています。
自然の中で、私の王国のすべての生命に耳を傾けてください。そのとき浮かんでくる考えが、テレパシーです。それは、自分だけのものではありません。あなた の個性、地球の魂つまり私、そしてあなたの魂—それらからの呼び掛けが混ざっています。個性からのものを捨て、地球と自分の魂に意識を合わせることを 意図してください。あなたは、自分のテレパシー能力にびっくりするでしょう。人体は優秀な受信機なのです。
あなた方の社会が壁を造っているために、最も望ましい集合での大量アセンションはほとんど不可能にみえますが、私はまだあきらめていません。人類の集合アセンションを切望しています。私の誕生プロセスの、壮大な共同作業にぜひ参加してください。