山本太郎氏の思いは「自分たちの思いを伝えてくれる代表を「ひとつ」に」。
これから、イニシアチブは、市民が。
政党の協力は「勝手連」で。
政局をコントロールするのは市民だ。
自分たちの想いが、例えば脱原発ワンイシューなのか、それとも本当に民主的な政治なのか。そこのところが大切なのではないかと思います。
追記)2014/2/11/12:18
で、私としては、別に団体としての候補者を一本化しなくても、シンプルに1人1人が「この人」と思う人に投票すればいいのではないかと思います。
今の政治や経済、その他に関わる大問題は「正しい情報が報道されないこと」ですね。
IWJさん、応援しています。(IWJの文字でまとめられた情報はこちら)
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☆今回の都知事選について
転載元)山本太郎のオフィシャルブログ 2014/2/10
今回の都知事選、苦しかった。
今まで経験した自分の選挙やネガティブキャンペーンとは比べものにならない程、心身共に苦しかった。
「ひとつ」になれば勝てる。
けど、「ひとつ」になれない。
何故?
候補者を立てる前に対話が必要だった。
今回、効果的な動きが出来なかった自分自身の不甲斐なさを感じる。
消費税、特定秘密保護法や数々の悪法が強行採決された昨年の国会や、名護市長選で学んだ事は?
「ひとつ」になって向き合う、突破するしかない、って事だった。
「広瀬隆さんや三宅洋平や支持者の間で股裂になってのダンマリ」
って想像してた人もいたけど、それぞれの判断を認め合う関係性なのでそのイメージは全くのハズレ。
割れた状況で◯◯さんを支持しろ、と言われても無理。
一つにならなきゃ勝てない闘いに割れて突入するなら「想いを伝え、その世界をめざす会」だ。
それが悪いって言ってる訳じゃない。
自分も基本、その会の会員だ。
過酷事故がいつ起きてもおかしくない状況で、沢山の人々に現状を伝える機会は大切。
それが大きな共感を得れば、ミラクルは起こる。
何より、投票する人が意志を表明できる候補者は必要。
そして今回、参加した候補者は間違いなく、多くの人々の心を動かした。
「ただ」今回は、
自分の中では、一つになって初めて、選挙選に突入する事が「最低条件」だった。
ひとつになって闘えない「戦」に対して自分は、
「投票率アップキャラバン」以外の答えは出せなかった。
「ひとつ」にならなきゃ厳しい状態を知りながら、それぞれに闘うと決め、自らハードルを上げて挑んだチャレンジャーたちの実力、心意気と使命感は、素晴らしいものである事は間違いない。
もっと早い段階で、候補者決定の前に、原発再稼働無し、社会保障など数々の問題を溶け合わせた魅力的なチームを市民中心に提案出来れば、勝てる選挙だと再認識した。
そこを補うのは、情報の共有、風通しの良さしかない。
それが、候補者擁立のずっと前から情報の共有、風通しの良いコミニュケーションが出来ているのが必勝条件とするなら、
もう始まってる、次の都知事選。
これから行われる全国の選挙では、「ひとつ」になろう。
でなきゃ、望む世界は遠い。
でなきゃ、実現する前に、絶えるかも。
これから、イニシアチブは、市民が。
政党の協力は「勝手連」で。
政局をコントロールするのは市民だ。
候補者のメドはつけても対話で一本化できる柔らかさも持てよ自分、と言い聞かせる。
政策協議でお互いの足りない部分を補える場を作れ、と自分に言い聞かせる。
候補者の発表はそれからでも遅くないだろ、と自分に言い聞かせる。
自分自身への総括って、大事。
次の選挙から自分たちの想いを伝えてくれる代表を「ひとつ」にして
熱く、厚く、次の選挙に挑むぞ、と自分自身に誓う都知事選になった。
方向性が180°違ったとしても、選挙に関わった全ての皆様、お疲れ様でした。
次に備えましょう。
自分自身への戒めも込め、書かせて戴きました。