転載元)みんな楽しくHappy♡がいい♪
2013年6月2日 福島市AOZ
日本の敗戦前から戦後史へ
ここからがよくテレビに出てくるんです。
ここからあとだけがね。
それでその日本の政府の案をGHQが蹴ったというところから始まるからおかしい。
蹴るのは当たり前です。
1:11:17~ Youtube ↓
http://youtu.be/Re0Jf42F5Go?t=1h11m17s
日本の国民なんか何にも考えていない所に吉田茂と白洲次郎が、これが悪いやつでね、
これを一番ググーッと持ちあげてきているのがNHKの歴史番組ですけれども、
こいつが悪い奴で、民主化を妨害しようとした奴です、白洲次郎。
こいつが最初の原発をつくったやつです、東海の。
イギリスへ渡って金を貰ってね、裏金を貰って。
そういう奴をずーっとたたえてきたのが日本です、戦後。
で、こういうことで、
大事なことはもうひとつここなんです。
この1945年、年末当時内閣情報局の世論調査で、
国民の4分の3が憲法改正を強く求めていたんです。
「天皇制を改革しろ」と、
「もちろん貴族院なんかダメだ」
「国民に主権があるんだ」
「自由を保障しろ」という事を求めていた。こういうデータがあるんです。
いいですか、ここが一番大事です。
国民が作っている、ここのところで。
いいですか。
そして、要するにだから日本の憲法っていうのは、成立って言うのは
日本の民主化運動が起こしていった一つの成り立ちなんです。
これは1946年5月1日戦後最初のメーデーの姿がズラーッと並んでいますね。
これがメーデーなんですよ。
面白いですよね、この当時の写真を見るとね。
女性たちが英語で書いている。
すごいですね、今書いたらビックリしちゃうけど、これ。
「民主人民戦線を組織しよう」って書かれているんです、英語で、ね。
それから労働者も立ち上がって、
日付をよく覚えておいてね、1946年だからね、これ。
それから農地改革。
これが日本を大きく変えていくんです。
農地改革ですね、農地解放運動。
そうしてこういう人たちが動いていく。
農民がね、ようするに「小作人がみんな土地が持てるように」という事で、
農地の大改革が行われて、
そうして、最終的に、
まだですよ、まだ決着はつかないんですよ。
これで鈴木安蔵が求めた通りにですね、主権在民が明記されて、
そしてポツダム宣言の「再軍備は許されない」という条項を活かすため、
私たちが大事にしている9条という所に規定されていくわけです。
「戦争放棄」が。
そしてマッカーサがこれを全面的に承認するんです。
これは日本の政府が追い詰められて、国民に追い詰められて
そしてそれを認めざるを得ないという事で、認めてやったんです。
ね。
これで終わりじゃない。
その時にですね、GHQっていうのはアメリカだけだったんですが、米軍だけ。
だけど戦争に勝ったのは米軍だけじゃないんです。
全世界で、ドイツイタリア日本によって進出でやられた国家は
みんな手を組んで連合国と呼んだんです。
それが、今ユナイテッドネイションという国連の、
ようするに国連というのは国際連合と訳すけれどもそうじゃなくて、
あれは実を言うと戦勝国という意味なんです、第二次大戦の。
そうして、そこの極東委員会が、
日本をどうやって管理していくかっていう事を、運営していくかっていう事を非常に関心を持った。
だってみんなを殺して、2000万人殺したこの日本をどうするか?って言う事は
大変に国際的な問題で「アメリカだけに任せておいてはいけない」ということでですね、
こういうことを言ったんです。これは素晴らしいんです。
これで決定してはいけないんです。
「日本の国民が憲法改正に自由に参加しなければいけない」
そして「議会を経てきちっと決定しなければならない」という勧告を行うんです。
それで、この後が大事ですよ、もっと大事。
議会でどれだけ議論を行ってそれに従って展開して、国民が数々の意見を寄せたんです。
それで、国会がそれで大混乱になる位に喧々諤々議論をして、
そうして、されに極東委員会は「普通選挙制を入れなさい」
ね。誰でも選挙権を持つように、大事な選挙制を入れなさい。
それから「総理大臣、国務大臣は文民でなければいけない」
「軍人ではいかん」という事を取り入れなさいという事を勧告したんで、
最終的に議会もそれを取り入れる。
そうして最終的に日本国憲法が成立するんです。
どこがGHQが作ったんですか?!
えっ!!
違うでしょ!!
日本の国民が作ったんでしょ!
議会を経て、国民の世論を全部吸収しなければ認めないという国際世論に従って、
国際世論は平和を保とうという意思で動いてくれたんでしょ。
そうしてこうやって女性の参政権も認められてね。
そしてもうひとつ大事な教育基本法もこうやってできるわけです。
こうして1947年5月3日に日本国憲法は施行されたんです。
だれもGHQにつくってもらったなんて言っちゃいけない。
戦後はどうなりました?
こういうポスター、これは戦前ですよ。
こういう赤だまポートワイン、有名な。
戦後は女性は自由になったのかな?良く知らない。
だけれども1948年、こういうのを見ると本当に素晴らしいと思う。
都道府県・市町村教育委員会が新設されて、第一回の公選が実施された。
ここにね、看板を見ると
「お子さんのために必ず投票しましょう」と書いてある。
いいですねぇ。
いまの学校教育はこういう事をやっているのかな、本当に。
私は学校の先生を批判しているんじゃないんだけど、
ともかく今の教育制度はおかしいですよ。
完全におかしいですよ。
このとき49年、熱狂的なこういう選挙をやったんですよね。
熱狂ですよね、みんながね、国を変えていこうという意気があってやっていったんです。
若い人たちはこういう時代を知らないからね、
騙される。
維新のバカどもに騙されるんであって、
で、今お話ししたことは実を言うとみなさん調べればどこにでも書いてあります。
どこにでもは書いてないですね、
私が書いた本には全部書いてあるけれど、
きちっとした本を探していけば全部歴史に残っています。
それから、当時全部そういう事は書かれていました。
だから私が話せるんです。
私は1945年に2歳だったから、こんなこと知る筈もない。
そういう中で市民として生きてきたんだけど、
調べてみるとこういうふうになっているんです。
だから、我々は大声を出して反対運動ができるんです、ね。
GHQが押し付けた憲法って言う事を、言葉をテレビだけじゃない、新聞もしょっちゅう書いている。
許されない!あの連中、あの新聞記者たちの無知ね。
何も知らない。
鈴木安蔵の名前を聞いたって多分知らないですよ、あの新聞記者は。
これが情けないんです。
その教育基本法を書き変えようっていう奴が出てきた。
それで変えちゃったんですよ、これ。
2006年の7年前に。
それが安倍晋三なんです。
とんでもない!
「子どもが主体である」という事を謳ったのが教育基本法だった。
これね、
ようするに「個性豊かな文化の創造」って言う言葉がなくなっちゃったの。
「個性を持っちゃいけない」、今の子どもたちは。
そういう教育を受けているんです。
個人の価値をたっとび、
個人の価値をたっとんじゃいけないの今の子どもは。
自分の価値を、ね。
そういう自発的精神を養っちゃいけません。
ね、人の言う事を聞きなさい。
こういう事に教育基本法を書き換えて何を大事にしたのか?
公共、伝統、我が国、自立、道徳心、伝統、国家、
要するに「日本国の言う事を聞け」って言う事だけをバーッと並べた教育基本法が
今施行されているんです。
7年前から。
これからの子どもたちは大変だ、放射能だけじゃなくて。
こういう統制思想を受けながらこれから育っていくんです。
育っているんですね。
だからファッショの頭目が出てくる訳です。
1:20:18
さあ、これね。この後君が代・日の丸の今日性の事をね、ちょっとだけ付け加えておきます。
東京都の教育委員会。
まぁ石原慎太郎の知事時代ですけど、
「国歌斉唱の時、教職員は指定された席で国旗に向かって起立し斉唱せよ」
これに違反したら、どうなるか?
大量の処分をしたわけでしょ。
分かっている先生たちはみんな懲戒処分になったわけです。
これは憲法に違反しますよ。
だから憲法をなんとしても変えたい奴らがいるわけです。
ね!
こういう国家にみなさん服従したいですか!?
「したくない」ということで、
1960年に33万人の安保反対、
ようするに日米軍事同盟に反対するというデモがあってですね、
その中の一人が高校時代の私です。
私はこの時高校3年で行きました。
わたしはもうノンポリの一切そういうのが関係ない人間ですけど、出かけていきました。
※ノンポリ
英語の「nonpolitical」の略で、政治運動に関心が無いこと、あるいは関心が無い人。
元は1960-70年代の日本の学生運動に参加しなかった学生を指す用語
本当にみんなでワーッ!ってあそこにね。
とてつもない人々が国会議事堂の前を埋め尽くしました。
ずーーっと人が霞が関あたりまでグーーッと続いていました。
そして、去年の6月29日に20万人決起して、
「フクシマ返せ」
「再稼動反対」と叫んでくれました。
だからいつでもやれば出来ます。
ね。