[もうすぐき北風が強くなる]通貨戦争(61)オバマ再選後の世界


村岡です。

ガラガラと世界の経済が崩壊する音が聞こえてきそうです。

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通貨戦争(61)オバマ再選後の世界
転載元から抜粋)もうすぐき北風が強くなる 2012/11/9

リーマン・ショック後の世界通貨は概ねドルが3倍、ユーロが2倍の金融緩和(過剰な流動性供給)を続けており、さらにドルはQE3(住宅担保債券)、ユーロは債務国国債の買取により拡大を続けることになる。
財政出動を伴わない金融緩和は実体経済に向かわず、世界金融市場に溢れる。
中国は国内への流入するドルを買取るために人民元の流動性供給をさらに拡大することとなる。

こうした世界通貨戦争のために、日本は円高の恐怖に怯える輸出産業の圧力により、日銀が効果のない小出しの金融緩和をずるずる広げるだろう。
今後の米欧日は財政出動できないために、せめての金融緩和を拡大するしかないだろう。
中国は財政出動できるが通貨戦争の最も大きなあおりで金融緩和が拡大することになる。
つまり、米欧中日のペーパーマネーが溢れかえることになる。

実体経済に見合わない超過剰な流動性がストックされてペーパーマネーの過剰資本が形成されてゆくのである。
 その行く先は、
 はっきりしていることは、もちろん歴史上に類を見ない程の信用崩壊。
 すなわち、世界大恐慌でしかない。