村岡です。
ご存知のように、シリアが米欧・反政府テロリストによる侵略攻撃を受けています。状況は幸いにもシリア政府軍が反政府側を掃討しつつあるようですが、追い詰められた米欧側は、シリア政府が生物化学兵器を使おうとしている(参考記事)などと言いがかりをつけ、軍事侵攻を計っています。
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シリアンガール「対シリア化学兵器偽旗作戦 続報」
*偽旗作戦(False flag)とは、あたかも他の存在によって実施されているように見せかける、政府、法人、あるいはその他の団体が行う秘密工作である。平たく言えば、敵になりすまして行動し、結果を敵になすりつける行為である。Wikipediaより
↓上記シリアンガールの動画翻訳を書き起こし。
転載元より抜粋)阿修羅 2012/8/26
「ここ2,3日出回っている写真で、シリア反乱軍のガスマスクの荷解きをしている写真。マスクは米国製M42−A1でロシア製じゃない。つまり国外から持ち込むほかない。これでブロガーが騒ぐ。『化学兵器を使った・・・』偽旗的な事件発生の信頼性が高まるよね。つまりNATOが反乱軍に化学兵器を使わせ、シリア国軍のせいにする計画かも。外国介入のそれらしい理由付けにね。
ちょっと前、ランド・デストロイヤー・ブログがガスマスクをかぶる反乱側の写真を載せ、RT(ロシア・トゥデー)まで化学兵器による偽旗の可能性を報じた。先月から主要メディアを賑わすニュースや非難は、“シリア政府が権力の座を賭け、自国民に化学兵器を使うかも”って言っているの。
実際、数時間前(2012年8月3日)の国連総会でイスラエルの国連大使ロン・プローサーはシリア政権は化学・生物兵器を厳重保管しとけと要求。引用すれば“今日、子供の喉を掻っ切るような体制が明日、子供にガスを使う準備をしないなんて言い張るべきでない”って。またしても根っこにあるのは“シリアが自国民に化学兵器を使うかも”って見方。明らかに何らかの偽旗作戦計画の兆しね。
これはNATO勢力がシリアを攻撃する理由作りよ。WMD大量破壊兵器でイラクを攻めたのと同じ。NATOとイスラエルが恐れているのは、化学兵器が“悪人の手”に渡ることって主張もあり、それを防ぐため行動せざるを得ないそうよ。
またまた軍事介入の言い訳ね。こうすれば、偽旗作戦のため、反乱軍側に化学兵器を渡した事実を隠せるわ。
皮肉なことにイスラエル紙によれば、ほんの一月前、反乱軍はリビアから化学兵器をもらったそうよ。リビアがシリア反乱軍を武装する事実に、主要メディアは何のためらいもなく、反乱軍による爆撃も同じく誇らしげ。
お陰でシリア外務省報道官は会見して疑惑に対する声明を強いられたわ。化学兵器があるかどうかは認めず、(それがシリア政府の方針なんだけど)“あっても国民には決して使わず、外国の攻撃に対する抑止力としてだけ”って。
それは完全にシリアの権利の範囲内だし、核保有国イスラエルと国境を挟んでて、なおさら。
イラク大量破壊兵器の嘘つかれたこと。私たち、まだ覚えているわ。
決して見つからなかった。机の下は見たのにね。(2004年3月の彼のスピーチでのジョーク)米兵を送り、100万人以上のイラク人を殺すために。
実際、同じ筋書きが最近、リビアにも使われたわ。
NATOが化学兵器を反乱側ジンタン部族に渡し、それは親カダフィのマシャシア部族へ使われた。私、これを伝えるために、偽旗作戦を未然に防ぎたいって、本気で願っているの。だって、この展開がどんどん近づいているって確かに信じているから。見てくれてありがと」