村岡です。
今日、カレイドスコープに、
4号機プールが冷温停止、別系統の冷却装置も作動せず
という記事が出ていました。要警戒の状態です。循環系での冷却が回復しなければ「きりん」で冷却水の注水という手段が講じられることになるかもしれません。
4号機使用済み核燃料プールの問題では、
1)燃料の冷却不良
2)プールの水が抜ける
3)プールが倒壊する
のどの状態で燃料の火災が起きるかの認識が、「政府東電」と「4号機に危機感を持っている人」で違うように思います。
政府東電は、「解析の結果、地震が起きてもプールは倒壊しないから大丈夫」「水が抜けても学者(報道ステーション5月25日放送参照)の方がいうように火災は起きない」という論拠に立っていて、だから「水が抜けて火災が起こったら想定外、倒壊しても想定外、対策として今後解析の精度を上げます」となります。
2)の状態で火災が起きるかどうかは、高い精度のシミュレーションができるはずです。
>>〔世界の破局・4号機核燃プール〕★★★★★ スイスのシステム解析企業が「フクイチSFP4」のリスクを分析し、国際社会に対し、4項目の緊急提言!
政府はこの提言を即刻受け入れるべきだと思います。
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